子ども達へ贈るラプソディ

子育て中のあれこれや、日頃の雑記ブログです。

子育てのこと③

あたしが支援センターの先生から教えてもらって予約を入れた病院は、総合病院の小児精神科だったわ。(脳の発達の事は精神科なのね?わかる人教えてください。)そこでドクターに会って話して、検査しましょうってことになったわ。別日に臨床心理士さんから発達の検査を受けて(時間がかかるので、2回に分けて検査されたわよ。WISKっていう検査ね。病院ではWISKⅢで後日又支援センターでWISKⅣも受けたわよ)

それで検査結果とあたしの話と診察室での上の子の様子から、「ADHDASDの傾向ありで、俗にいう発達グレーというのですね」と診断が出たわ。

そのおかげで月2回作業療法士さんからの指導を受けられることになって、半年くらいその病院に通ったのよ。家から車で30分くらいのところにあったから、通うのはそんなに大変じゃないはずなんだけど、あの子車嫌いでね。しかも「下の子は一時預かりに預けて来てね」っていう作業療法士さんからの指導もあったから、準備とかそのあたりが大変だったわぁ~。

でもね、通ううちにあの子が作業療法士の先生になついて、通うの楽しみになってから楽になったわよ。あとね、どうして下の子を預けて行くかっていうと、

「この時間は上の子の為だけにお母さんも時間を使ってほしいんです。帰り道に美味しいものを食べたり、車の中でお喋りするだけでも大事な時間なんですよ。」

って事だったわ。ほんと、今振り返ると大事な時間だったわ。必要な時間だったわね。上の子と二人でフードコートのお蕎麦食べたりね(パフェとか食べようって言っても蕎麦食べたがる子だったわ(笑))

あの時間、上の子の為だけに過ごしていたわ。そして親子の絆を結びなおす大事な時間だったのね。作業療法士さんは、お母さんとしての関わり方の工夫を教えてくれたのね。

 

ここまで読んでお察しの通り、夫は診断出たあたりで離脱よ?

結局夫の中では「うちの子は発達グレーなんかじゃない!」ってなって、自分の心療内科に通うのも途中でやめちゃって、急に「治った!」って言って仕事に行き始めたわ。

 

「ヒャだ!今までの鬱々した日々なんだったわけ???」

 

その後あたしと上の子で、小児精神科の作業療法士さんの指導に通って、色々な話を聞いたわ。夫のうつ状態の時の話も相談したの。そしたら、「お父さんもお子さんと同じように支援してあげて」って。「どうして?あの人発達障害を受け入れてないし、私、夫までフォローできない。」って言ったらね、「曲がれる方が曲がってあげようよ」って。

そうね、柔軟な方が相手に合わせなきゃね。あたし、車いすの人に「歩け!」なんて言わないし、耳の聞こえない人には筆談とか字幕を駆使するわ。だったら夫にも必要な支援をね。

 

つづく

 

 

今日も生きててくれてありがとう

あなたは生きてるだけで親孝行だよ